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"It's the only neet thing to do."

ぼくにとってのそれは、まだみつからないけれど。
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花攫い
・ブリ二次
・日ルキ
・『何か飲む?』と併せて読んで戴ければありがたいです
・でも日番谷もルキアも出てこなかったりします
・代わりに乱菊さんと浮竹たいちょが出てきてます
・…それって日ルキ?
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| 小話 | - | - |
「何か飲む?」
・ブリ二次
・日ルキ再録
(ちょっと前までサイトに載せていたもの)

 日ルキのリクエストらしきもの(ひとりよがりだったらどうしよう;;)があったので、取り急ぎ、以前書いたものを。
 書き下ろしでなくてごめんなさい…!;;
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| 小話 | - | - |
ナンセンス(小話)(携帯)
 鬼のようにバイトの掛け持ちをしているキッカは、盆正月だって関係なくって、下手に体力が無尽蔵な分、時間だって関係ない。

 そんなわけで。


「紺、今夜泊めろ」
「あれ、早朝シフト?」

 こんな会話は、ちっとも珍しいことじゃない。
 キッカのバイト先は、僕の部屋からの方が近いのだ。

「構わないけどキッカ、明日は9〜17時のシフトじゃなかった?」
「オーナーに頼まれた。3時間ずらして、6〜15時勤務にしてくれ・って。
 明日は夕方から透耶たちと集まるだろう? なら、早く帰れるならこっちとしても都合がいいと思って」
「ふぅん」
「早朝の方が時給がいいしな」

 適当に相槌を打ちながら、僕はふと気付く。

「……キッカ。
 勤務時間がずれるだけ?」
「しつこいな、耳が腐ってるんじゃないのか。
 ああ、そうだよ、3時間」
「……ふぅん」

 応え、キッカは興味をなくして僕の生物の図表に目を戻した(キッカは教科書は嫌いだけれど、こういった資料集の類にはよく目を通す。なので妙に偏った知識を持つ。例えば細胞質の構造――ゴルジ体だとかリソソームだとか――は知っているけれど、細胞が生物体を構成する最小単位だということを、今でも信じていない。かつてそのことを懸命に説明しようとした僕は「ナニ寝惚けたこと言ってんの、ファンタジー小説?」とのお言葉を貰ったことがある。ちなみにこれは愚痴だ)

 キッカにとってはきっとどうでもいいことだから、敢えて言おうとは思わない。
 が。

 ――さりげなく勤務時間が延びてる……
 17マイナス3は14、3時間ずれるなら14時には上がれるはずだ。

 まぁ、キッカはそもそも体力魔人だし、1時間や2時間の延長なんてどってことないだろうけど。
 気になるのはオーナーさんが、わざと間違えたのか、たまたまうっかりしていたのか。

「……上司運も、結構大事だよね」

 僕の独り言は、カエルの卵の発生に見入るキッカには届かなかったらしい。



***



(オーナーも疲れてたんですよ、ね?

 矛盾に気付かなかった桔月も、きっと疲れてたんです、よ…


 そんなわけで3日は早朝シフト、午後から新年会ですひぃゃっほぅ…)


(紺はアパートに一人暮らしです。
 お坊っちゃん。
 ちょいと複雑なお家事情)

| 小話 | - | - |
the signs of the zodiac(携帯
「12位だって」
「は?」
「今日の射手座の全体運」

 ニヤリ、キッカが笑って僕を見る。


「せいぜい気を付けな?」


 占いなんて信じてない奴がよく言うよ。
 ご安心を。見送りの視線に、肩越しに片手を挙げて僕は答える。

「射手座内で1位かもしれないから問題ナシ」



***



(うっかり朝に見掛けてしまった星占いがワースト1だったりすると、多少の意気消沈は致仕方ありません)

| 小話 | - | - |
挑戦状(小話未満)((携帯))
「嫌いになってもいいよ」
 彼女が言った。

 できるものならねと、その目が言っていた。



***



(タイトルを英単語にしようと思ったらば、英訳が分かりませんでした
 調べるほどの余力もない…おやすみなさいませ)

| 小話 | - | - |
(小話未満)(携帯)
「愛してる、愛してる、愛してる。
 誰よりも、あなたを」

 嘘吐き。
 ほんならなんで、そないな顔すんの。

 そんな口はふさいでしまおうな。
 キミがこれ以上、ボクの心を抉らんように。



***



(せっかくの聖夜やとゆぅんに、つれない贈り物だこと)



(メリークリスマス、皆さま、良い夜を)

| 小話 | - | - |
(欠片話)(携帯)
彼女は強くて、だから安心して背中を任せてた。
そうして僕は彼女を失った。

失うのが怖くて、だからかな、
次に好きになったのは、目の届く場所に居てくれる女の子。

けど、なんでだろう。
守ろうとすればするほど、
構おうとすればするほど、
彼女は僕から離れてく。

「あなたの負担になりたくないの」
「あなたの隣で刃を握りたいの」
そう言って、強く、強くなろうとする。
そうして結局、今度は僕は自分の腕の中で、彼女を失った。


たくさん泣いて、
たくさん悲しんで、
涙も声も渇れてから気付く。
多分彼女たちは、弱くはなかった。
弱かったのは自分だ。
彼女の強さを過信した弱さ。
彼女の強さを不信した弱さ。

彼女たちを繋ぐ手を、僕は、
強く握り過ぎても、弱く握り過ぎてもいけなかったのだ。



***



(そんなおはなしをつらつら考えてたわけですよ、バイト中)

| 小話 | - | - |
at midnight(オリジナル小話)
『紺、遊べ』

手探りで取った携帯電話、その第一声がそれだった。
紺は眠気の晴れない頭で時計を見やり、携帯塗料で知れる時刻を確認する。
「…あのさ、キッカ。今何時だと思ってるの?」
『間違えた。来い。すぐにだ。いつもの場所』
「勘弁してよ…夜中の11時だよ、僕、明日も学校なんだけど」
『こっちの時計は11時7分だぞ。遅れてるんじゃないか、お前の時計』
…話が噛み合わない。当然だ、彼女の中で、紺が待ち合わせに応じるのは決定済みなのだから。
枕元の眼鏡を掛けつつ、紺は嘆息した。キッカの理不尽な命令は今に始まったことではないし、夜中に呼び出されることもこれが初めてではない。もう慣れた。それでも、すぐに応じるのはまた別の話なのだ。
「――すぐに出るよ。廃工場だよね? 30分ほど待って」
『日付が変わるまでに来い』
「はいはい」
紺の返事を最後まで聞かず、通話は切れた。相変わらずのマイペース。
紺は諦めの溜め息を吐き、布団をはぐって着替を探した。


日付が変わるギリギリ10分前に、紺は廃工場に到着した。着ている学生服は、ここらではそこそこ名の知れた進学校のもの。自転車のカゴには学生鞄が突っ込まれている。夜中に呼び出されたらたいてい夜明けまで帰れない。それから帰宅して学校に行くのは面倒だったから、予め用意することにしたのだ。
紺やキッカたちがことあるごとに集まるこの廃工場は、内部の機材は取っ払われており、かなり広いし防音もしっかりしている。騒ぐには丁度いい場所だ。
その馴染みの溜り場は、深夜だというのに、キッカを含め4人もの人が集まっていた。
その中に西洋人形のような顔立ちを見付け、紺は驚く。
「あれ、齋姫(いつき)さん? どうしたの、こんな時間に」
紺の問いに、齋姫はふんわり笑んで、小首を傾げる。
「キッカさんにお呼び戴いたのですわ」
「はぁ…あの、こいつの誘いに、無理に応じなくてもいいんですよ」
「キッカさんのご招待ならば、いつでも喜んで参上致しますわ」
「ならいいんですけど…」
言い淀み、ちらり、紺は傍らの少年に視線をやる。年の頃は中学生だろうか。小柄で、まだ童顔と言われても仕方のない顔には、誰の目にも明らかな眠気が窺える。
紺の視線に、少年は眠たいながらも不機嫌そうな声で言った。
「…なんだよ」
「いや。よくお前が、齋姫さんの夜歩きを許したなぁ、と」
「齋姫さまのなさりたいことを、僕が禁止できるはずがないだろ」
そっけなく言って、少年は唇を曲げた。本当は来させたくなかったのに、と心の声が聞こえた気がして、紺は苦笑する。
少年――翔は齋姫の警護と世話係を自認していて、本来なら齋姫を紺たちに会わせたくないばかりか、屋敷から出したくないのだ。
「まぁまぁ」と、紺と翔の間を、背の高い青年がとりなす。
「キッカちゃんも悪気があってのことじゃなし。せっかくのお祝い事なんだし、翔くんもそんなに眉間に皺を寄せないで」
「祝い事?」
聞き返した直後に、殺気を感じた。
とっさに身を伏せると、先程まで顎があったあたりに見事な右ストレートが通過し、そうと思ったら視界の端から蹴りが襲いかかってきた。鋭いそれを、すんでのところで、紺はのけぞってかわした。
その勢いで数歩後退し、若干青ざめた顔で、紺は叫んだ。
「何するんだよ、キッカ!!」
「やかましい。遅刻した分際で吠えるなメガネ」
言いつつ繰り出されるのは左アッパー。ちょっとこれは避けられそうにない。
硬直した紺に、けれどキッカの拳は届かなかった。
「さすがに左は洒落になんないでしょ、キッカちゃん。そんな怒らなくっても、紺くんはちゃんと間に合ったんだし。このくらいにしとこーよ、ね?」
キッカの拳を止めたのは青年だった。
キッカは眼光鋭く、青年を見上げる。青年の背は、彼女よりも頭ひとつ分高いのだ。
「バカを言うな、透耶(とおや)。時計が読めないのか、もう0時を過ぎている」
「僕の時計は0時10分前だよ」
「狂ってるんじゃないのか」
キッカの言葉に、透耶は彼女の拳を掴んだまま、齋姫を振り返った。
「齋姫さん、今何時か分かります?」
「深夜11時50分ですわ」
おっとりと返された答えに、キッカは「なんだ」と呟いて、透耶の手を払い、時計の針を直した。紺への謝罪は、勿論ない。
苦笑して肩をすくめて見せる透耶に、紺は引きつった笑みで答えた。…耐えろ。紺は自分に言い聞かせる。ここは怪我がなくて良かったと、喜ぶべきところなのだ。
キッカは紺と同じ年頃、16、7の少女だ。標準よりもやや小柄だが、動きは早いし力も強い。彼女と喧嘩して、紺が勝てるはずがないのだ。
「――で、何が始まるのさ、キッカ」
「忘れたのか、今日が何の日なのか? お前の頭は空洞か」
…耐えろ。紺は再度念じる。
「齋姫の誕生日だ」
言い放たれた一言に、紺は数度目をしばたかせ、「…あー」と納得した。だから祝い事なのか、と。
「…早く言っといてよ、キッカ。そうすりゃケーキでも用意できたのに」
「物覚えの悪い自分の頭を恨め」
「まぁまぁ、そのくらいにね、ふたりとも」
またも不穏になりかけた空気を、透耶は笑って和ませる。それからひょいと、自分の腕時計を見せる。
「30秒前。丁度いい頃合だ」
透耶の言葉に、キッカはあっさりと引いた。そしてじっと、文字盤を見据える。
しばしその場の全員が黙り込む。そうして、短針、長針、秒針のすべてが重なった瞬間。

「――誕生日おめでと、齋姫」
「ありがとう存じます」

無愛想な、とてもお祝いしているようには思えないキッカの言葉に、けれど齋姫は、花が綻ぶように微笑んだ。


それだけだった。
ケーキもなければプレゼントもない。「おめでとう」の一言を言った後はいつも通り、置いておいた菓子やらジュースやらを摘み、他愛もない話に花を咲かせる。あるいはふざけ合う。こういう時、特に標的になるのは翔で、今も透耶にからかわれているらしい。そこにキッカがまざるのを見、紺は哀れに思うものの、助けようとはしなかった。
齋姫はそれを穏やかに見守っている。なんとなしに紺はその隣に居たのだが、どうにも座りが悪い。紺は齋姫のような、浮き世離れした少女との面識が少ないのだ。
ようやっと口に出せたのは、数分前に自分も言った、祝の言葉だった。齋姫は構わず、やはりおっとりと、「ありがとう存じます」と答えた。
「てか、ほんとにすみません…キッカのワガママに付き合わせちゃって。お祝い、また改めて持ってきますね」
「いいえ、本当に気になさらないで下さいませ。こうして集まって戴いただけで、大変嬉しいのですから」「でも…」
「キッカさんにも、喜んで戴けたようですし」
「は?」
怪訝に思って振り返ると、にこり、笑みが返された。
「キッカさんは会いたかったのだと思いますわ。紺さんに」
「いや、だったら遠慮なく僕の家に押し掛けてきますよ、あいつ」
「では言い換えましょう。――会いに来て欲しかったのだと思いますわ」

会いに来い。顔を見せろ。
私の声が届いているなら。
お前がそこに居るという証に。

齋姫は、その本人ですら気付かない心理の最奥を見透かす。且つ、嘘を口にしない。偽るくらいなら始めから口を閉ざす。そんな少女だ。
そうと分かっていても、にわには飲み込みがたい話ではある。結局、納得はしたけれど。
齋姫の言葉通りとするならば、電話が通じて1番の言葉が「遊べ」であったのも、なんとなしに分かる気がした。
「……寂しん坊」
呟いた言葉は、幸い齋姫にしか届かなかったらしい。彼女はやはり、静かに笑んだ。
手元のジュースを一口飲んでから、紺は口を開いた。
「齋姫さん、やっぱり僕、改めてケーキ持って来ますよ。だから、みんなで食べましょう」
その口許がわずかに緩んでいるのに気付き、齋姫は笑みを深めて「喜んで」と応えた。


***


キッカは橘香。仰々しい名前が嫌で、キッカと名乗っています。フリーター。
紺は一人暮らしで優等生。キッカの相棒みたいなもの。
齋姫と翔は、お姫さまと騎士さまみたいな関係(でもひよっこ)
透耶は年齢不詳、住所不定の謎の男。
あと、怪しい漢方薬の店主張爺と、その助手凛がいます。

そんな彼等を動かしたかっただけのはなし(長いよ)

10000バイトって便利〜
打ち足しにくいけど。

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needing for me
・鰤二次
・市誕で市雛
・乱菊さんもちょろっと。

・10時間遅れだヨ……
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偶像(小話)
キミの姿が少しでもはっきり見えんかったら、
この衝動も情動も、少しは収まらんやろうか。
そう思て、わざと度が合わへん眼鏡をかけた。

焦点の定まらない世界はふわふわと頼りない。
世界が一変。何処も彼処も知らない人だらけ。

せやけど。


「あれ、眼鏡をかけ始めたの?」


鉢合わせたキミに、ボクは口元を歪め、嗤う。
視界に映る彼女の姿は確かにあやふやなのに、
網膜に灼き着いた彼女の姿態が、それを補う。


 虚ろな世界に、確固たるキミが見える。
 情動が再燃。

「――いんや、」

 戯れや。
 そう言ってボクは、役立たずの眼鏡を踏み割った。


* * *


(作り損ねた個人誌に載せるつもりだったもの。
せっかくなので)

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